感染性胃腸炎の潜伏期間の感染力は?仕事は何日休めばいいの?

感染性胃腸炎の潜伏期間は最短で数時間、長くて5日程度です。感染性胃腸炎の潜伏期間は食中毒よりも長いですが、感染力は強いです。

有名なノロウイルスは本来、貝などを生で食べることで感染することが多いのですが、現在では人から人へ感染するケースの方が多くなっています。そのため、感染性胃腸炎になった場合はまず感染者が他の人にうつさないように吐しゃ物の管理と共に仕事を何日か休む等の対策をとることが大切です。

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感染性胃腸炎の潜伏期間に感染力はある?

感染性胃腸炎の潜伏期間は細菌かウイルスかで日数も感染力も違います。

細菌が原因の場合は以下の3つのパターンに分けられます。

1)感染型(サルモネラ、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、カンピロバクターなど)
上記の細菌で汚染された食品を食べた後で菌が腸内で増え、症状を引き起こします。

2)毒素型(ボツリヌス菌、ブドウ球菌、セレウス菌嘔吐型など)
食品の中で増えた細菌が毒素を作り、その毒素に汚染された食品を食べて発症します。人から人への感染はありません。

3)中間型(腸管出血性大腸菌、毒素現性大腸菌、ウェルシュ菌、セレウス菌腸炎型など)
食品と共に体内に入った細菌が体内で毒素を作り出し、その毒素で症状が起こります。

これらを見て分かるように、感染性胃腸炎の潜伏期間中の感染力は、細菌性のものは基本的に強くはありません。夏場の食中毒としてのケースが多いです。

これとは違い、食中毒としてだけでなく、人から人への感染が多いのがウイルス性の胃腸炎です。

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感染性胃腸炎の潜伏期間中は仕事を休んだ方が良い?

感染性胃腸炎の潜伏期間中に仕事を休む必要はありません。感染力が強くなるのは実際に症状が出てからですし、症状が出るまでは感染に気が付かない事が殆どです。しかし食材を扱う仕事をしている場合、同僚に感染性胃腸炎が出たら潜伏期間を考慮して1〜2日様子を見たほうが良いでしょう。

ウイルス性の感染性胃腸炎の感染経路は以下のパターンがあります。
1)感染者の吐しゃ物の処理の際に手指を介してウイルスが口から入る
2)乾燥した吐しゃ物の粒子を吸い込んで感染する
3)感染者の手洗いが不十分な状態で調理に従事して食品を汚染する
4)貝類を生で食べた、あるいは調理した後で手洗いをせずに他の食材を調理した場合

特にノロウイルスの場合は症状が消えた後も2週間以上糞便にウイルスが排出されます。下痢や嘔吐の症状が出る、いわゆる「胃腸風邪」の症状が出た場合は病院で検査を受けてノロウイルスかどうかの確定診断を受けるか(ただし、医院によって精度の高い検査を受けられない場合があります)、調理に直接従事しない仕事にしばらく変えてもらうかにした方が良いでしょう。

感染性胃腸炎の潜伏期間は何日くらい?

感染性胃腸炎の潜伏期間が何日かは、細菌かウイルスかで変わります。細菌性の感染性胃腸炎の潜伏期間は3〜5日程度、ウイルス性の感染性胃腸炎の潜伏期間は1〜2日です。何日かなのかと厳密に考えるよりも最長一週間程度度様子を見てみようという程度でいいでしょう。

この中で特に注意しなくてはならないのはノロウイルスで、感染力が特に強いです。潜伏期間は1〜2日です。

ノロウイルスは空気感染しませんが、トイレなどで掃除が不十分なことにより乾燥した吐しゃ物が飛沫として空気中に微細な粒子として浮遊し、それを吸い込んだことで感染するケースがあります。吐しゃ物を処理する場合は使い捨ての手袋を使いましょう。殺菌には塩素系の漂白剤を薄めたものか次亜塩素酸ナトリウムを使います。また石鹸を使った手洗いも効果があります。

まとめ

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は潜伏期間中よりも症状が治まった後が問題で、糞便の中に長い場合は1か月以上ウイルスが排出されます。食品従事者の場合、各社で対策マニュアルなどがあると思いますので、それぞれの会社の指示に従って仕事を何日休むかなどの対応を決めましょう。

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