鼻水が喉に流れる原因は?咳や風邪?対処法は?

風邪をひくと鼻が詰まる、鼻水が出る等の症状が出るのはよくあることです。中でも困るのが、鼻水が喉に流れてくること。これは後鼻漏という症状です。喉に痰が絡むことから喉の疾患と勘違いする人もいるのですが、鼻の疾患が原因となっています。では後鼻漏の原因は何でしょうか。対処法は何かあるのでしょうか。

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鼻水が喉に流れるのは何故?

鼻水が喉に流れる症状を後鼻漏と言います。普通は風邪をひくと鼻の粘膜に炎症が起こり鼻水が出るのですが、鼻の穴から出てくるのが普通です。これが喉の方に流れてしまうのが後鼻漏です。

鼻水が喉に降りてくるのは誰にでもあることです。ただし、その量が多く常に起こるとなると問題です。具体的な症状としては以下のようなものがあります。

・鼻水が喉に降りてくる
・痰が絡む
・咳が出ることが多い
・痰を口から常に出さないといけなくなる
・口の中に粘り気がある
・口が臭い
・喉の違和感がある
・胃の不快感がある
・声がしわがれている
・仰向けだと安眠できない
・ 食事の味がよく分からない

上記のような症状に心当たりのある方は耳鼻咽喉科で診察を受けてみると良いでしょう。

それでは、後鼻漏の原因としてはどのようなものがあるのでしょうか。

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後鼻漏の原因は風邪?それともアレルギー?

後鼻漏の原因には以下のようなものがあります。
1) 副鼻腔炎
風邪をこじらせると副鼻腔に炎症が起こり急性副鼻腔炎になります。この状態では抗菌薬を1〜2週間飲めば完治しますが、放置しておくと慢性化します。これが慢性副鼻腔炎です。口が臭い、口の中に嫌なにおいを感じる、頬や歯に違和感がある等の症状が出て色の付いた粘着質の鼻水が出たら、ほぼ間違いなく副鼻腔炎です。

ポリープができるほど悪化してしまうと手術の適応となりますが、そうでない場合は漢方薬との併用で抗菌薬を飲み続けると(1〜2カ月)治すことができます。

2) アレルギー性鼻炎
くしゃみや眼の痒みが無くても、鼻水が出続けるアレルギーもあります。耳鼻科で検査を受けて適切な治療を受けましょう。

3) 血管運動性鼻炎
温度変化により鼻水が出て後鼻漏が起こります。漢方薬や点鼻薬で治療します。

4) 逆流性食道炎
胃酸の逆流は耳まで来ることがあり、それにより鼻の奥に炎症が起こります。胃酸を抑える薬などで治療します。

5) 睡眠時無呼吸症候群
喉の奥の軟口蓋のあたりに炎症を起こすと逆流性食道炎になることもあります。いびきが酷いとき、睡眠の質が悪くて寝ても疲労が取れない場合は一度病院を受診しましょう。

後鼻漏が起きた時の対処法は?

まずは耳鼻科を受診しましょう。それにより原因を調べてもらい、適切な治療を受けることができます。実は後鼻漏には感染症などが原因の後鼻漏と、加齢や精神的な原因で症状を感じていても実際には症状が無い「後鼻漏感」というものがあります。また胃酸が逆流しても同様の症状が出ることがあるので、まずは原因をハッキリさせましょう。

原因がアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎であれば、それぞれの治療を行います。胃酸の逆流が原因であれば胃酸を抑える投薬治療を、加齢や精神的なものが原因であればストレスの原因を取り除くとともに、マスクを着用する、生理食塩水で鼻うがいをするなどの対策で症状が良くなることがあります。

治療中でまだ症状が収まりきっていない場合でもマスクの着用などで刺激を抑えることで症状を緩和することができます。特に寒い時期や就寝時に有効です。夜寝る場合は横になって寝るなど姿勢にも工夫するようにしてください。

まとめ

後鼻漏の症状が続くと、絶えず鼻水を飲み込むために吐き気を感じることもあります。口臭が出る場合は生活の質にも影響してしまいますので、少しでも辛い症状がある場合は迷わず耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。

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