軽度異形成は自然治癒する?保険で治療できる?原因は?

軽度異形成は「前がん状態」とも言われているため、がんなの?と思ってビックリする人もいると思います。異形成とはウイルス感染によって細胞が変形している状態です。ただし、これですぐに子宮頸がんになるわけではなく、「異形成=がん」ではないのです。

軽度異形成は自然治癒するのでしょうか?また治療をする場合、保険のガン特約の対象となるのでしょうか?

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軽度異形成とは?自然治癒できる?

軽度異形成はウイルス感染により細胞に変化が起きている状態ですが、がんではありません。このレベルであれば9割以上が自然治癒します。そのため、通常治療は行いません。ただし、1割の人はウイルスを排除できずに感染が続く場合があります。これを持続感染と呼び、この状態が続くとガンに進行する可能性があります。

そのため軽度異形成と診断された場合には3〜6か月後に再度検査を行います。そこで異形成が見られれば持続感染の可能性が高いため、治療が必要となります。

治療方法としては円錐切除術、レーザー療法、凍結療法があります。

●円錐切除術:子宮頸部にある異形成の部分を円錐形に切除する方法です。子宮本体は無事なため、妊娠、出産も可能となります。ただし流産のリスクは多少高くなります。
● レーザー治療:医療用のレーザーで患部の細胞を蒸散させます。出力を調節できるので、焼く範囲や深さを調節できるメリットがあります。
●凍結療法:患部を凍結させて異常な組織を殺します。

治療を行うのは高度異形成からと言われてはいますが、医師の見解や症状(感染したウイルスのタイプや持続期間など)によって異なりますので、詳しくは医療機関に相談してください。

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軽度異形成の治療にはがん保険がおりない?

異形成はがんではないため、一般的なガン特約では保険の対象とならないのが普通です。高度異形成の場合は上皮癌に含まれることがありますが、軽度異形成はまず保険はおりないと思ったほうが良いでしょう。

そもそも軽度異形成は治療せずとも自然治癒するため、ガン保険の対象になるかどうか心配しなくても大丈夫です。ただし、今後保険に加入しようと思っている方の場合、異形成の診断を受けた方が加入するのは大変難しいと言われています。気になる方は現在加入している保険会社に問い合わせるなど、専門家に相談してみましょう。

一番大切なことは、子宮がんにならないよう、なってもがんになる前の段階の異形成と言われている状態で完治させることです。そのためには2年に一度検診を受けることが大切です。保険はあくまで治療費の保証です。保険に入ったからと言ってガンにならないという訳ではありません。定期的に検診を受けるように心がけましょう。

軽度異形成の原因と予防方法は?

軽度異形成の原因はウイルス感染です。最も確実な方法は予防接種で、可能であるならば異性経験がある前の未成年の段階で摂取を受けることが望ましいとされています。原因となるウイルスは性交渉によって感染するからです。しかし、子宮頸がんの原因となるウイルスの予防接種の副反応に対しては諸説あるのが現状です。また予防接種で予防できるのは最もリスクの高いウイルスの数種類のみです。

他に予防方法として有効なのが2年に1度の定期健診です。20歳以降の女性には検査を受けるためのクーポンも地方自治体から出されています。

また子宮頸がんに関してはウイルスが原因であることが分かっているため、免疫状態を良好に保つことも有効な予防手段となります。具体的にはバランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動、ストレスリダクションなどがあげられます。特に葉酸の不足は免疫低下の原因と言われていますので、野菜類、果物類を多めにとる食事を心がけましょう。他に有効なのが禁煙です。喫煙は多くのガンのリスクファクターとして知られています。

まとめ

軽度異形成はがんではありません。ほとんどが自然治癒しますし、中程度以上に進行した場合も適切な治療を行えば完治します。軽度異形成でも一度診断を受けるとガン保険の加入が難しくなると言われています。定期健診で結果が良好なうちに保険の内容を専門家と話し合い見直してみるのはいかがでしょうか。

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