ゴマダラカミキリの生態と生息地は?どんな種類の木に付くの?

ゴマダラカミキリは見た目が格好いいのですが、農家の人たちや園芸の愛好家には嫌われています。それは、こいつが木を食い殺すから。特に好きなのが柑橘類。他にもヤナギ、クリ、クワ、イチジク、プラタナスなど、人間が好んで植える木ばかり食べるのです。捕獲すると農家の人には喜ばれます。ではゴマダラカミキリはどんなところにいるのでしょうか?

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ゴマダラカミキリの生態は?

ゴマダラカミキリの生態は害虫のため、よく研究されています。カミキリムシは後食(成虫になってから食べるもの)が不明だったり、よく分からなかったりすることが多いのですが、この虫に関しては食べるものも分かっています。

それは、生木。成虫も幼虫も果樹園で植えられるような木の生木が大好きです。成虫は葉も食べます。そのため、成虫を飼育することも可能です。長生きはしませんが。

ゴマダラカミキリの飼い方は?えさはどうする?

ゴマダラカミキリが出始めるのは6〜9月。特に夜行性というわけでもなく、昼間に葉の上にいるのを見つけることも多いです。大きさは25〜35mmと、カミキリムシの中では中くらいか、大きいくらいのサイズです。

成虫は5〜6月頃に羽化します。その後、交尾をして10日ほどすると産卵を始めます。この時にメスが産む卵の数は200個前後です。卵は7日程度で孵化し、木の中に食い込んでいくので表皮に木くずが出てきます。成虫の産卵時期は10月まで続くと言われていますが、ピークは7月前後です。

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ゴマダラカミキリの生息地は?

ゴマダラカミキリは日本全国、北海道から沖縄までいます。生息地は林、果樹園や農園です。好んで食べる木が主に柑橘系なので、人が手を入れた林の方が好きみたいです。私がよくゴマダラカミキリを捕まえていたのは、息子の通う保育園の近くにあった緑地でした。クワやヤナギ、ポプラ、クリなどが多かったのでゴマダラカミキリにはおあつらえ向きだったようです。

よく出る時間帯は特に決まってはいないようです。早朝でも真昼間でも夜間でもいるときにはいます。昼間っから交尾もしています。交尾中はねらい目です。逃げませんから。うまくするとつがいで一網打尽にできます。ただし、捕獲の際には注意点があります。

1)虫取り網では捕れません。:足の力が強いのです。虫取り網で払ったくらいじゃ落ちません。それに手で取った方が早いです。やっぱり虫取りの醍醐味は手づかみですよ。

2)でも素手は止めておいた方がいい:カミキリムシは生木を齧ります。人間の手なんか簡単に穴を開けます。できれば園芸用の厚手の手袋がベターです。私は素手で捕っていますが。この場合は、背中側から胸を掴みます。ギーギー音出して威嚇されますが、ひるまずケースに放り込んでください。

ゴマダラカミキリが好む木の種類は?

柑橘類です。他にイチジク、栗、ポプラ、ヤナギ、クワ、白樺など。あとマンゴーやパッションフルーツ、シークワーサー等の果樹を植えている人が被害に遭ったという話も聞きました。ようするに食の幅が広いのです。

捕まえ方は、これらの樹木を見極めて、その枝や葉の上にいるかどうか目でチェック。羽化するシーズンであるなら、木を齧る音で気づくこともあります。脚立を持って行って上からのぞくと見つかることも。庭や果樹園なら、こういった方法が一番よく見つけられると思います。

他に
1)夜間灯火に来るのを捕獲する:ただし、夜間なので蚊が凄いですし、蛾の方が沢山とれます。うまくしたらクワガタやカブトも捕れますが。

2)ビーティング:丈夫な凧みたいなものを作って木の枝の下にかざして枝をぶっ叩いて落ちてくるのを捕る方法。ただし毛虫とか芋虫など、いらない虫も沢山とれます。

3)スイーピング:捕虫網でやたらめったらその辺をすくってみる方法。やり方を間違えるとクモや蜂、ハエの方が沢山とれます。あとカメムシとか。カメムシは臭いですよ〜。

やっぱり目視が一番ですね。道具もいらないですし。

まとめ

ゴマダラカミキリの飼育は簡単で、直射日光の当たらない風通しの良い場所で飼育ケースに入れます。クワやイチジクなど、生木の枝を一緒に入れて時折霧吹きで水をかけてあげてください。ただし飼育しても生きるのはせいぜい1〜3か月で、繁殖はまず無理です。捕まえた成虫は放すと近所の庭の木に被害を与える可能性があるため、飼い殺しがベターでしょう。

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