お供えのご飯の位置は?食べるものなの?箸は添える?

お仏壇へのお供えにはお茶やご飯をあげます。私の実家にも仏壇がありますが、考えてみると位置や決まり事を知らないことに気が付きました。こういったものには必ず意味があるはず。意味があるという事は、そこにルールもあるはずです。お供えしたご飯は食べるもの?お箸も添えるものなのでしょうか?

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お供えのご飯の位置は決まっているの?正しい置き方は?

仏壇にお供えするご飯ですが、これは位置が決まっています。よく間違えがちなのですが、向かって右がご飯で、左がお茶です。

ちなみにお供えの意味ですが、これは仏様の毎日のご飯・・・ではないです。ご先祖様のお食事でもありません。

仏壇へお供えするご飯は「日々の糧をいただけて感謝しています」という気持ちをあらわすためのものなのです。

人に食べさせるためのものではないため、箸を添える必要もありません。

正式な仏具の並べ方としては曹洞宗の場合、
1段目:中央にお釈迦様のお像、位牌は左右(右から古い順に)
2段目:お供え(高坏に持った菓子、茶湯器、お仏餉、高坏に持った果物)
3段目:花立、香炉、蝋燭立
4段目:リン、数珠、経本、線香立て

と、なっていますが実際には宗派や仏壇の大きさなどで異なります。こういった宗教関係のルールに関しては菩提寺に問い合わせるのが最も無難でしょう。

ところで、こういったお供え物、皆さんはどうしていますか?その日のうちに食べていますか?

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お供えのご飯は食べるものなの?

基本的には「お供えは食べるもの」です。私の実家では朝ご飯を炊いたときにお供えして、その後に食べていました。

ルールとしては

1)湯気の出る暖かいものを供える
2)湯気が出なくなったら食べる
となっています。お供えは感謝の気持ちをあらわしたものですので、長時間放置して固くなってしまったら意味がありません。万が一固くなってしまった場合は鳥のエサにするなど、生き物の糧として与える方が望ましいです。

誰が食べるとか、いつ食べるとか細かい決まりごとは無いので、上記2つのルールさえ守っていれば後は自由にして構わないでしょう。

またお供えをいただくときは(これを「お下がり」と言います)仏さまにご挨拶をしてからいただくようにしましょう。

ご飯以外にお菓子をお供えするのもありですし、もちろんこれも悪くならないうちにいただくのが良いでしょう。うちの子供たちは自分が食べたいお菓子をお供えして、後でリンをならして手を合わせてから持って行って食べています。

陰膳とお供えは違う?食べてはいけないもの?

まず「陰膳」という言葉の意味ですが、実は2つあります。
1)旅行やその他の理由で不在の家族の為に、留守宅で家族がお供えするお膳のこと。
2)法事の後で出される故人への食事

1)と2)で全く供える対照が違います。1)でも2)でも後で家族が食べるのは同じです。

ただし、「陰膳」は1)が本来の意味です。2)のように故人に出す場合、いつ出すか、どう出すかは宗派によって異なります。私の家は浄土真宗ですが、浄土真宗では陰膳は行いません。

というわけで、結論から言うとお供えと陰膳は違うものです。お供えは対象が仏さまですが、陰膳は家から離れて(多くの場合は行方が分からない家族の無事を祈る意味がある)過ごしている家族に対して行う呪術的な意味の大きなものです。

ただし、このあたりの解釈は宗派や地域、またその家族によって異なりますので確認しておきましょう。お供えと陰膳は違うもの、ということだけ覚えておけば良いと思います。

まとめ

仏壇のお供えに関しては結構家族ルールがあると思います。朝、暖かいご飯をお供えして後でいただくという点では変わりませんが、湯気が出なくなったご飯をもう一度炊飯器に入れて混ぜてから家族全員で食べる、家長が食べる、子供が食べるなど、色々違うようです。

いずれにせよ、大事なのは仏様やご先祖様を敬い、毎日ご飯が食べられる事へ感謝しつついただくことですね。

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