爪メラノーマの初期症状は?どうやって見分ける?

爪メラノーマというのは皮膚がん!爪が黒くなったらガンになる?・・・などとよく言われていますが、実際のところ、爪が黒い=皮膚がんとは言い切れないようです。

例えば先日も、気が付いたら爪が黒くなっていてギョッとしたのですが。よ〜く思い出してみると、子供と山で走っていて思い切り石にけつまずいたんですよね。

あ、血豆だこりゃ。でも血豆と爪メラノーマってどう見分けるんでしょう?

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爪メラノーマとは?初期症状はどんなもの?

メラノーマは皮膚がんの一種で、ほくろの細胞やメラニン色素を作る細胞がガンになったものです。ただし、日本人でなるのは1年間で10万人に1〜2人程度。白人に比べると少ないです。

男女で同程度発症し、特に50歳以上になると増えてきます。20代など若い人は全体の10%未満で少ないです。

このメラノーマには4種類あり、末端黒子型黒色腫、表在拡大型黒色腫、結節型黒色腫、悪性黒子型黒色腫と分けられます。この中で末端黒子型黒色腫が最も日本人に多く、60歳以上に多いそうです。

爪メラノーマは爪にできるタイプの末端黒子型黒色腫です。

初期症状は爪にできる黒い筋で、これがだんだんと広がっていきます。似たような症状で爪甲色素線条というものもあります。これは爪にできたホクロのようなもので、良性です。

子供の場合でメラノーマになる可能性はかなり低いのですが、成人してから爪甲色素線条が出てきた場合は経過を注意深く観察する必要があるそうです。

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爪メラノーマの見分け方は?爪にできる他の疾患とどう違う?

まず、爪メラノーマの画像です。
メラノーマ

そしてこれが爪甲色素線条の画像。
爪甲色素線条

比べてみると分りますが、爪甲色素線条の場合は太さが均一ですが、メラノーマは色むらがあったり、太さが変わったりします。ただし、爪甲色素線条でも2つめの写真の場合は高齢者にできたもので、この後で悪性黒色腫になったそうです。つまり、素人判断は禁物ということですね。

ちなみに、爪の成長とともに黒い部分が移動する場合は血豆で、他に複数の爪が全体的に黒くなる場合は靴のせいで圧迫されているか、服薬の影響が考えられるそうです。

いずれにせよ、怪しいと思ったら皮膚科で診てもらいましょう。皮膚科では視診以外にダーモスコープという器具で詳しく見て検査します。

爪甲色素線条と診断されても、経過観察は必要です。少しでも色むらが出たり太くなったりと変化があったら迷わず皮膚科に行きましょう。メラノーマは悪性ですが、早期に対処すれば治療が可能な病気です。

爪メラノーマは治る?治療法は?

爪メラノーマは早期であれば手術で治すことが可能です。範囲が小さければあまり跡を残さずに治すことも可能な場合があります。

範囲が大きい場合は皮膚移植を伴うこともあるそうです。やけどの跡がガン化した場合などにはこのような処置をするようです。

手術の際にはセンチネルリンパ節生検が勧められています。がんは最初にセンチネルリンパ節に転移するため、ここに転移が無ければ他のリンパ節に転移している可能性は低いそうです。

術後の補助治療として化学療法とインターフェロン療法がありますが、皮膚がんには抗がん剤などの化学療法の効果があまりないと言われており、見直す方向にあるようです。

診断と治療は専門医によって行われるので、自己判断は危険です。特に自力で治そうとしたり、黒子を取り除こうとして市販の黒子取りを使ったり、削ったり焼いたりする治療は絶対に行わないようにしましょう。

まとめ

ガンは遺伝子の異常が自力で修正しきれないほど蓄積すると発病する疾患で、生活習慣や高齢により引き起こされる確率が高くなります。

したがって、紫外線による日焼け、ケガややけどのような物理的な刺激、喫煙や運動不足など免疫を低下させるような生活習慣を繰り返すと発症する確率が高くなります。

成人後にできたホクロは定期的にチェックして下手にいじらないほうが良いでしょう。

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