乳癌の過剰診断とは?マンモグラフィーを受けることのメリットとデメリット

先日、乳癌のマンモグラフィーを受けてきました。乳が挟まれて痛いと評判のアレです。でも実際受けてみると痛くはなかったですね。多分年齢や個人差もあるとは思いますが。生理前に乳房が張る人はやめた方がいいでしょうね。

乳癌検診と言えばマンモグラフィーですが、これによって過剰診断がされるという問題もあるようですね。気になったので調べてみました。

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乳癌の検診にはどんなものがある?検診ってそもそも必要?

乳癌の検診には問診、視触診、マンモグラフィー、エコー検査等があります。通常乳がん検診で行なうのは問診と視触診、マンモグラフィーです。

検診は乳がんの予防に有効です。
乳がん
これはイギリスのデータですが、検診率が上がると共に死亡率は減少しています。他の国でもほぼ同様です。ただし、死亡率を減少させるには「正しい検診を正しく行なう」という事が前提条件です。

正しい検診とは効果のある検診を推奨年齢、推奨間隔で受けることです。

何事にもメリットとデメリットがあるように、がん検診にもメリットとデメリットがあります。

●メリット
1)早期発見、早期治療が可能(例:前がん状態の組織の発見によるがん予防)
2)自分はがんではないという安心感が得られる

●デメリット
1)検診で全てのがんが見つかるわけではない
2)検査に伴う事故の可能性は否定出来ない
3)心理的な負担
4)過剰診断

近年、検診のデメリットとして注目されているのが、この過剰診断です。

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過剰診断がんとは?放置しても良いがんなんてあるの?

過剰診断とは、本来放置しておいても症状が出るほど進行しないがんが検診で見つかってしまうことです。これで見つかるがんを「過剰診断がん」と言います。例を挙げると75歳以上で発見される前立腺がんや甲状腺がん等です。

私の祖母もそうでしたが、高齢になると何らかのがんが見つかることが殆どです。しかし進行の遅いがんである場合は、他の病気や老衰で命を落とすことが多く(祖母は脳梗塞の後に肺炎で亡くなりました)、治療はかえって有害であることもあるのです。

がんの治療には外科手術、化学療法(抗がん剤など)、放射線療法が3大療法と言われていますが、いずれの治療法も患者の体に相当の負担をかけます。手術は体力を奪いますし、化学療法も放射線療法もそれなりの副作用を伴います。

進行が遅く、放置しておいても問題のないがんに対していたずらに治療を加える事は、場合によっては患者の状態や生活の質を著しく損なう結果にもなりかねないのです。

乳がんを防ぐためには、どうしたらいい?

まず正しく検診を受けることです。「乳癌及び他の検診を受けてはいけない」は間違いです。

がん検診の対象者は「現在健康で症状がない人」です。ですから、この場合でがんが発見されるのは1000人の内2〜3人で、見つかった場合でも早期のがんの場合が多いのです。御存知の通り、がんは?期であれば完治の可能性が高く、特に乳癌は早期発見すれば治癒できる確率の高いがんの1つです。

検診の目的は、あくまで死亡率を下げることです。寿命に比べて発見の意味が無いがんを検診で探すことは無意味なだけでなく患者への負担が大きいため、効果のある検診を推奨年齢で一定の間隔で受けることが望ましいのです。がん検診は2年に1度は受けて下さい。そうでなければ検診のメリットが小さくなります。

また、がんの1/3は生活習慣の改善で予防できます。がんのリスク要因第1位は喫煙と飲酒です。他に運動の習慣や食生活の改善でリスクは減らせるのです。

まとめ

がんは予防で1/3、検診で1/3が早期治療できます。そうすれば結果的にがんで亡くなる方の数を減らすことができるでしょう。日本は医療先進国です。せっかく恵まれた環境の国に産まれたのですから、活用しない手は無いと思います。

ちなみにマンモグラフィーは女性の検査士が痛みの有無を確認しながらやってくれるので、こわがらないで大丈夫ですよ。

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