大腸がん再発予防には食事が大事?ステージ別生存率は?

大腸がんは食生活の欧米化により増えたと言われています。一度大腸がんになってしまった場合、早期発見ならば手術だけで治り5年生存率も高いのですが、ステージが進んでいた場合は術後に抗癌剤治療等の投薬治療を受ける必要があります。

しかし、がんが発見されたということは今までの食事などの生活習慣に問題があるということでもあります。再発を防ぐために治療以外にできることは何でしょうか。

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大腸がんは再発する?再発と5年生存率の関係は?

大腸がんは再発することがあり、再発率が低い=5年生存率が高いです。粘膜への湿潤が低い初期ほど再発率が低く、5年生存率が高くなります。

がんは、その殆どが3年〜5年以内に再発します。そのため治療後5年以内に再発しなければ、がんが治ったとされるため、5年生存率が高いがんは治る可能性が高いがんと言えます。

大腸癌研究会の集計によると5年生存率はステージIで92%、ステージIIで85%、ステージIIIで、結腸癌では72%、直腸癌では63%。ステージIVでは19%になります。

基本的に粘膜にとどまっているがんは再発率が低く手術でほぼ治癒することが可能と言われています。T1がん(粘膜下層まで湿潤)の再発率は約1%、T2がん(固有筋層まで浸潤)は約6%です。ステージIIの再発率は約13%、ステージIIIは約30%です。

大腸がんの再発には局所再発(元あった場所の近くに再発、直腸がんに多い)と遠隔再発(転移。特に肝臓と肺に多い)、腹膜播種(腹腔内にがん細胞がばらまかれている状態)があります。

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大腸がんの再発予防に食事は有効?

大腸がんはステージが進むほど再発率も高くなり、結果的に5年生存率も落ちます。基本的にステージ?以降の場合は手術後に再発予防の為の抗癌剤治療(術後補助化学療法)を行います。

国立がん研究センターのサイトによると、運動が確実に結腸がんのリスクを下げるとされています。
http://ganjoho.jp/public/pre_scr/prevention/evidence_based.html

食事は確実とはされていないものの、リスクを下げる可能性が大きいものとして、にんにく、食物繊維の摂取、牛乳やカルシウムのサプリメントの摂取があげられています。

逆にリスクを確実に上げるものは肥満、内臓脂肪、高身長、赤身、加工肉、アルコールの摂取があげられます。

ただし、これはWHOとIARCによるものとで若干の違いがあります。またこれらの基準は海外で作成されたものなので、日本人のがん予防にかんするデータとは多少異なります。

では、日本人が守るべきがん予防には具体的にどういったものがあるのでしょうか?

日本人向けのがん予防の指針とは?その内容は?

がん予防に関しては日本人独自の指針を守るほうがより確実といえます。例えば肥満はがんのリスク要因ですが、痩せ過ぎもまたリスクを上げることが日本人を対象とした大規模コホート調査で分かっています。国立がんセンターが発表した日本人のためのがん予防は

1)タバコを吸わない:副流煙も含みます。喫煙者でも禁煙することによりリスクを下げることができます。

2)飲酒を控える:アルコール換算で1日23gまで。具体的には日本酒一合、ビール大瓶1本、ワインはボトル1/3まで。

3)食事はバランスよく:野菜は毎食、果物は1日に必ず食べるようにする。食塩は1日男性8g、女性は7gまで。飲食物を熱いままとらない。赤肉は1週間に500gまで、加工肉は頻繁に食べない。

4)運動:歩行か同程度の強度の運動は1日60分、汗ばむ程度の運動は週に1度を心がける。

5)体型:中高年男性は平均BMI21〜27、中高年女性は21〜25までを維持する。

6)感染:肝炎、ピロリ菌の検査と適切な対処をする。

まとめ

「がんを予防する」健康食品やサプリメントで化学的な証明が確立しているものはありません。またβカロチンのサプリメントに関しては肺がんのリスクを上げることが分かっています。特定の栄養素や食材に頼らず、沢山の種類の食材をバランスよく食べることががん予防の基本となります。

がん予防の生活習慣は、再発予防の生活習慣でもあります。術後の定期検診とともに生活習慣の見直しをするようにしましょう。

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