過労死の前兆は?気になる予兆や原因と対策

私は過去に正社員の経験がありましたが、以前務めた会社は朝9時から深夜2時、下手すると朝6時まで残業させるようなところでした。

上司の中には明らかに情緒不安定な人、心臓麻痺を起こして救急車で搬送された人、中には自殺未遂した人もいました。

この場合、死んだら過労死になるんですよね。そうなる前の予兆とかあるのでしょうか。

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過労死とは?どんなものが過労死の扱いになる?

平成27年の厚生労働省の労働白書によると、脳、心臓疾患系の労災請求は763件(うち死亡121名)でした。精神疾患の請求件数は1.456件で過去最多と年々増加しています。

過労死と認定されるための条件は

1)脳血管疾患(脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞、高血圧性脳症、虚血性心疾患等、心筋梗塞、狭心症、心停止(心臓性突然死を含む)、解離性大動脈瘤の疾患による死亡やうつ病による自殺など。

2)発症直前から前日までの間に異常な出来事や過重な業務に従事した、あるいは長期間にわたる過重業務についていたこと。

分かりやすく言うと残業が月80時間以上ついた、出張が極端に多い、不規則な勤務、拘束時間が長い、深夜勤務が多い、休日が殆ど無い等の状態の後に心臓や脳や精神の疾患を発症した場合です。他に労働環境や精神的緊張などが判断基準となります。

疾病と業務との関係は個々の状況により異なりますので、まずは厚生労働省の総合労働相談コーナーにご相談下さい。

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こんな時は要注意!体調異変は過労死の前兆?

気をつけたい前兆としては

●労働時間:時間外労働が症状の出る1ヶ月前100時間、あるいは発症前2ヶ月〜6ヶ月で月80時間を越える場合は業務と発症の関連性が強いと判断されるそうです。

●疲れが取れない:たまの休日でも何もやる気がおきずグッタリしているのは危険なサインです。

●身体の異常:手足がしびれる、動悸がする、胸が痛い、胃が痛いなどは体からのSOSのサインです。

●食欲が無い、あるいは食べ過ぎる:過食や食欲の減退も心身ともに疲労している証拠です。

●夜眠れない、口数が少ない:うつ病の可能性があります。

注意するべきは、必ずしも過労死をする人が職場での辛さを訴えないこともあるということです。忙しくてもやりがいがあるので平気だと言っていた人が突然死亡することもあります。私の上司も異様に元気で毎日深夜まで働いていました。突然倒れて救急車で搬送されるまでは。

どうも脳の中の危険を感じるスイッチが麻痺してしまうようです。

過労死を防ぐ為にはどうしたらいい?原因は?

過労死の原因は、基本的には働き過ぎです。ですから企業での待遇の改善を図るのが最も早い解決方法ですが・・・。難しいですよね。私もそういった企業で働いていたのでよく分かりますが、会社全体が長時間労働は当たり前の体質になっていて、特に上司の意識が問題でした。

ただ、実際の勤務内容を見ていると仕事の無駄が非常に多かったです。この辺を改善すれば勤務時間なんていくらでも短くできるのですが・・・。

過労死を防ぐためには、家族や周囲の人が本人の様子の変化に気づいてあげることが大切です。今は電話やインターネットで相談できるところも多くあります。まずは本人に働き過ぎであることを家族が心配していると伝え、その上で対策を考えていきましょう。

今はネットや電話で相談できる窓口があります。匿名でも相談できますのでご安心下さい。
全労連:http://www.zenroren.gr.jp/jp/soudan/index.html
全国一般労働組合「おたすけネット」http://www2s.biglobe.ne.jp/~otasuke/

または地域の労働基準監督署に相談しましょう。
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shozaiannai/roudoukyoku/index.html

まとめ

私は当時独身だったので、よくも悪くも「嫌なら辞めてやろう」と思っていましたが、家族をかかえた方の場合は大変だと思います。それでも死んでしまったら残された家族がもっと辛くなります。そのことを思い勇気を持って相談して環境を変えるか職場を変える等の対処をしましょう。

近年は過労死や精神障害の増加のために人々の意識や行政も変わりつつあります。「どうせ無理だ」と思わずに行動するようにしましょう。

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