カンピロバクターの症状は?潜伏期間中にうつる?食中毒の治療法は?

食中毒にはいろいろありますが、最も多いのはカンピロバクター。
患者数というよりも事件数が多いんです。
(一番患者数が多いのはノロウイルス)

原因は生肉。
加熱が不十分だったり、生肉を触った手で他の食材に触れるとそれが原因で感染します。
調理の時に生肉を使ったら包丁とまな板と手をその都度洗えとよく母に注意されたっけ。

それにしても、空気に晒したり加熱したりするだけで死ぬなら、何でこんなに事件数が多いんでしょう?

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カンピロバクターってどんな菌?流行時期は?

カンピロバクターはグラム陰性(グラム染色で赤く染まる)のらせん状桿菌で、両側に鞭毛を持っています。
微好気性菌で、3〜5%の酸素濃度でよく増えます。
ちなみに普通の空気だと酸素の割合が21%なので、空気に曝されると増えることができません。

食中毒の原因となるのはカンピロバクターの仲間では
カンピロバクター・ジェジュニ(鶏や牛の腸内常在菌)
カンピロバクター・コリ(豚の常在菌)

ですが、食中毒の原因はジェジュニが殆ど。
つまり鶏肉や牛肉はあたりやすいといえます。

更に鶏肉の部位で見てみると、
レバーで6割くらい、普通の鶏肉ならなんと9割以上菌がいます。

また、意外なところで犬猫が感染源となったケースもあリます。
ベットを飼っている人は触ったら必ず手を洗いましょう。

普通、食中毒というと夏に流行りますが、カンピロバクターの場合、季節は特に関係ありません。
食品中で増えることが難しいからだと思われます。

その割に事件数が細菌性の食中毒では最も多いです。
感染

何故?と思いますよね。
実はカンピロバクターは100個程度の数で感染するからなのです。

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カンピロバクターってうつるの?症状や潜伏期間は?

カンピロバクターは人からうつる心配はなく、食品から感染します。
ただし、吐瀉物や便の処理をした後に手洗いが不十分だと感染する可能性はあるので手洗いはきちんと行いましょう。

潜伏期間は他の食中毒に比べて長く2日〜5日程度かかります。
100個程度と少量で感染するので体内で発症するまで増えるのに時間がかかるのです。

国立感染症研究所によると、

最も多い症状は下痢(水様便、1日2〜6回)です。
次に嘔吐、それに伴う悪心、腹痛、発熱(38度程度)、頭痛、倦怠感等です。
大抵は、重症化することは殆どありません。

ただし高齢者や幼児の場合は重症化することがあります。
また稀ですが感染後数週間で呼吸困難や手足や顔面の麻痺が起こるギラン・バレー症候群を発症する可能性があります。

カンピロバクター食中毒の治療法は?予防はどうする?

カンピロバクター食中毒は通常1週間程度で自然治癒します。
注意するべきは下痢や嘔吐による脱水症状です。
水分補給をこまめに行い、暖かくして休ませて下さい。
また止瀉薬は使わず、下痢や嘔吐は出すだけ出してしまいましょう。

基本的に食中毒は感染型(食品に付いた菌やウイルスが体内で増えて発症する)でも毒素型(菌が死んでも作った毒素が残っていて発症する)でも対症療法で自然治癒します。

ボツリヌス以外は死亡率もそれほど高くありません。
それでも念のため一度内科を受診したほうが良いでしょう。

食中毒予防の三原則は、原因微生物を
1)付けない
2)増やさない
3)殺す(不活化)

です。

しかしカンピロバクターやノロウイルスのように100個程度
で感染する場合は2)の原則は適応できません。

●生肉を食べない
●調理器具は洗浄・乾燥を徹底する
●肉の加熱調理を徹底する
●まな板や包丁、手は鶏肉調理の後必ず洗う


等を徹底して下さい。

まとめ

実は私、一度一家食中毒を出したことがあります。
独身の頃、野菜の煮物を作って昼食に食べたら夕方以降一家全員下痢と嘔吐。
原因は黄色ブドウ球菌だったようです。

要するに手洗いが不徹底だったんですよ。
あれは塩分に強い上に加熱殺菌しても毒素は残るんですよね。

それ以降、手洗いはしつこく行い、生肉はガッツリ加熱、
まな板は食材を変えるごとに洗っています。
おかげで今は食中毒無しで平和です。
みなさんもお気をつけて!

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