ガングリオンの原因は?治療はどうする?手術は必要?

先日、実家に顔を出した時のこと。
父が手首にこぶができたと騒いでいました。
見るとボッコリ腫れています。
痛みは無いとのことなのですが・・・。

「それ、ガングリオンかもしれませんね」と夫(整形外科リハビリ担当)が言い出しました。

ガングリオンなら悪性腫瘍ではないので大丈夫ですが、とりあえず整形外科に行って調べてもらったほうが良いと
のこと。ところでガングリオンって何?

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ガングリオンの原因は?何科を受診すればいい?

ガングリオンは間接や腱鞘にできるコブで、関節包が一部膨らみ、中に潤滑液が溜まってふくらんでできます。

日本整形外科学会のサイトによると、

ガングリオンは関節包や腱鞘の部分から発生します。若い女性に多く見られますが、必ずしも手を良く使う人に見られるわけではありません。
http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/ganglion.html

使いすぎによるものが原因というわけでもないようです。

受診は整形外科になります。
ガングリオンは体中のどこにもできますが、主な患部は手首や足の甲などです。

似たようなものにベーカー嚢腫がありますが、これは膝の裏にできる腫瘤で、変形性膝関節症や慢性関節リウマチ等の合併症として起こります。患者は50代以降の女性に多いです。

こちらも整形外科が専門で、医師は膝の裏を触診することによってベーカー嚢腫かどうか診断します。
ガングリオンの場合はエコーやMRIも使いますが、注射器で中身を吸い出しゼリー状の液体が出てくるか否かで判断ができます。

こういった腫瘤は悪性のものではなく、関節液が溜まっているだけなので自然に治癒することも多いです。

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ガングリオンを治すには?自然治癒?潰したほうがいい?

ガングリオンは自然治癒する事も多いです。
よく潰すと良いという説がありますし、それで治してしまう人もいます。
圧迫により潰す治療法も確かにあります。

しかし素人判断でガングリオンと判断するのは危険で、いきなり本で叩き潰すようなやり方はお勧めできません。
たとえ潰しても再発することがありますし、ガングリオンは経過観察で自然に消えることも少なくないのです。
ガングリオンは例えるならば水の入った風船のようなもので、いずれ隙間から水が出ていき小さくなっていきます。

それでも痛みやしびれを伴う場合には注射器で中身を吸い出すこともあります。
まず整形外科で診断を受け、その上で治療方法を話し合いましょう。

医師にもよりますが、大抵の場合は余程の弊害がない限り手術よりも経過観察を勧めることが多いようです。
ガングリオンは悪性の腫瘍ではなく、特に問題が無ければ放置しても大丈夫だからです。

ガングリオンの手術は必要?治療費は?後遺症はある?

ガングリオンの手術は、痛みやしびれ、機能障害がない限りは行わないのが普通です。
場所によっては神経に傷がつき後遺症が残るリスクが否定できないからです。

ちなみにガングリオンの治療方法は5つ。

● 経過観察(何もしない)
● 圧迫して潰す
● 注射器で中身を吸い出す
● 手術で摘出
● レーザー治療

という方法があります。
基本的にガングリオンの治療は診察料金+治療費で、注射器の場合は治療費が2,000〜3,000円くらい。

手術の場合は保険適応外なので2,3万〜7万くらい。
これはガングリオンの大きさや入院するかどうかによって違うようです。

また潰すにせよ穿刺にせよ手術にせよ、再発の可能性は常に伴います。
レーザーは痛みが少ない上に再発率が比較的低いのが特徴です。

低出力レーザーでの治療は保険適応となるので1回の治療が5百円程度で済みますが、1〜2ヶ月ほぼ毎日通い続けることが必要です。

まとめ

ガングリオンの治療は皮膚科や形成外科でも行っています。
しかしガングリオンは関節にできる膿疱ですので、専門は整形外科になります。
誤診などのトラブルを防ぐためにも整形外科がお勧めです。

基本的にガングリオンではリハビリが必要なほどの大きな手術になることはありません。
大抵の場合、日帰りの手術で済みますが、保険の適応にならないので費用に関しては説明を受けておくことをお勧めします。

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