急性扁桃炎はうつる?原因と症状は?慢性化すると手術?

冬場はとにかく帰宅したら石鹸での手洗いとうがい。
これを徹底するだけで、結構風邪は防げます。
でも、子供ってなかなか守ってくれません。
特に男児!

子供が喉を痛がったら、まずは耳鼻咽喉科へ連れて行きましょう。
喉の事なら、ここが専門。

油断して悪化させると治療が後手に回り、ろくな事にならなりません。
早めに対処するのが必要です。
ところで、これってやっぱりうつるんですかね?

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急性扁桃炎の原因は?どんな症状が出るの?

急性扁桃炎は口蓋扁桃という喉の奥の部分が炎症を起こします。
のどちんこの両側の奥にある部分です。
口蓋扁桃

原因は細菌やウイルスですが、原因となる溶連菌やブドウ球菌、肺炎球菌は実はこの部分に元からいる常在菌です。つまり、普段からいて別に悪さはしていないのです。

それが疲れたり、他の感染症などで体力が落ちたりすると暴れだします。
風邪ひいて喉がいたい〜とか言ってる状態がこれです。

もちろん、ウイルス感染でも発症します。
基本的に子供に多い病気です。
扁桃は細菌やウイルスの侵入を防ぐゲートのような役割があり、構造的に細菌がたまりやすいのです。

主な症状としては
●喉の痛み
●発熱(38度〜)
●寒気

他に全身のだるさや首のリンパの腫れなどの症状が出ますが、必ずしも全ての症状が出るわけではありません。子供が喉を痛がったら、喉を覗いてみましょう。

赤く腫れたり扁桃に白い膿のブツブツができていたら、耳鼻咽喉科を受診させましょう。

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急性扁桃炎はうつる?治るまでどれくらいかかるの?

結論から言うと、移ることもあります。
ただ風邪のウイルスはその辺にありますし、菌の場合は殆どの原因が常在菌ですから、むしろ個人の体力や免疫力の違いが決め手になるのではないかと思います。

溶連菌感染症の場合は合併症が怖いですが、健康保菌者も15〜30%おり、このタイプの人達からの感染の心配は殆ど無いそうです。

ただ、発病している子供の場合は濃厚接触で移ります。
治療としては、まず耳鼻咽喉科へゴー!
抗菌薬、うがい薬の処方と、ネブライザー治療を行います。
大体薬は5日〜1週間分処方されます。

溶連菌感染症の場合はもう少し長くて完治するまでに2週間以上かかることもあります。
溶連菌はリウマチ熱や糸球体腎炎等の合併症を防ぐため、ペニシリン系の薬剤投与が必要です。

ちなみに適切な抗菌薬投与後24時間以降ならうつるリスクは減ります。
でも、発熱や嘔吐などの症状を伴うので、子供が元気になってから登校、登園させるのが一番ですね。

急性扁桃炎と慢性扁桃炎の違いは?手術は必要?

もともと扁桃は細菌が住み着きやすい環境なので、子供の場合は炎症を起こしやすいです。

これが年に1、2回(急性扁桃炎)なら、そんなこともあるよね〜で済むのですが、年に4回以上となれば話は別です。
これは扁桃が細菌の住処になってしまっていて慢性化している状態です(慢性扁桃炎)。

で、ここから扁桃摘出術をすべきという話が出るのですが。実はこれに関しては耳鼻咽喉科医でも微妙に意見が分かれるのです。

基本的には扁桃摘出を無暗にやるべきではないが(免疫に関わる器官のため)、成人後の扁桃の役割は小さいので摘出しても問題はないとされているようです。

日本口腔・咽頭科学会では5歳以上の人で

●慢性扁桃炎(年に4回以上扁桃炎を発症する)
●扁桃病巣感染症(扁桃が病巣となり、そこから皮膚炎や腎炎などの2次疾患を起こす)
●睡眠時無呼吸症候群等

これらが手術の適応となるようですが、納得行くまで説明
を受けて決めたほうが良いでしょう。

まとめ

急性扁桃炎は再発するかどうか?
答えはやっぱり本人の状態による、だと思います。
風邪などもそうですが、免疫力や体力が落ちると発症しやすくなります。

大人でも子供でもバランスの良い食事、水分と睡眠を十分に取ること。
そして外から帰ったら手洗いとうがいをしっかりする!です。
これが、なかなかできないんですけどね・・・。

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