扁桃周囲膿瘍の原因は?入院するの?切開は必要?

扁桃炎はかかると痛いですよね。
一度なったことありますが、声がでなくて大変でした。
でも育児と家事と仕事で忙しかったので放置してしまい、治るまでちょっとかかってしまいました。

その時にちゃんと病院に行かないと、下手すりゃ手術になるかもよ!と友達に脅されました。
え、手術って本当に?入院とかあるの?

スポンサーリンク

扁桃周囲膿瘍の症状はどんなもの?原因は?

扁桃周囲膿瘍の症状は高熱、嚥下不可能なほどの喉の痛み、声がこもり口が開かなくなる等です。

扁桃は細菌やウイルスの侵入を受けやすいため、リンパ組織が粘膜の下にあります。
ここが炎症を起こし腫れるのが急性扁桃炎です。

原因となるのはアデノウイルス、エンテロウイルス等のウイルスや肺炎球菌、溶連菌、インフルエンザ菌等の細菌ですが、特に細菌感染での重症化が問題となります。また溶連菌感染症の場合は適切な抗菌薬治療が必要です。

急性扁桃炎は通常7日程度で治りますが、溶連菌感染症の場合は抗菌薬で治療しないとリウマチ熱や糸球体腎炎等のリスクがあります。

急性扁桃炎を年に4〜6回以上繰り返す状態が慢性扁桃炎です。

扁桃は通常皮膜に包まれていますが、炎症が酷くなり皮膜を破って周辺組織に膿がたまる状態が扁桃周囲膿瘍です。
扁桃周囲膿瘍は放置すると死に至る事もあります。
喉が痛くなったら放置せず耳鼻咽喉科を受診しましょう。

Sponsored Link

扁桃周囲膿瘍の治療方法は?入院するの?

扁桃周囲膿瘍の治療は排膿と抗菌薬投与が行われます。
医院や症状により異なりますが、排膿には穿刺を行う場合と切開を行う場合があります。

穿刺ならば通常通院で治療できます。
切開の場合は入院が多いですが、これは症状によって異なります。

いずれにせよ、膿を出してしまうことが必要となります。
抗菌薬だけでは膿瘍の中の菌を殺しきることが難しいからです。

扁桃周囲膿瘍は再発することも多く、その場合には手術を選択することもあります。
この場合は当然入院です。

扁桃摘出術を行なう際に最も大きいリスクは術後の出血です。
出血はそうそう起こるトラブルではありませんが、万が一出血した際にすぐに対処するため、1週間〜10日程度の入院が必要となります。

最も出血が起こりやすいのは術後24時間とかさぶたが剥がれてくる7日後です。
ただし術後出血はそうそう起こらない(1万人に1人)ので怖がらずに早めに治療を受けましょう。

扁桃周囲膿瘍は完治しない?再発する場合の対策は?

扁桃周囲膿瘍は完治しますが再発することもあり、そのため医師から口蓋扁桃摘出術を薦められることがあります。

扁桃は免疫にかかわる器官で、特に5歳までの小児には重要な場所です。
ただし、小児でも症状が酷い場合や無呼吸症候群等の場合は手術の適応になることがあります。
成人になると扁桃も小さくなり、体の他のリンパ組織も発達するので小児の時期に比べて重要性は少なくなります。

また慢性扁桃炎のように細菌が常時感染して繰り返し扁桃炎を繰り返していると、関節リウマチや腎炎などの合併症のリスクが高くなります。こうなると投薬での改善が望めないので手術を行なうほうが予後は良くなります。

口蓋扁桃摘出術は全身麻酔で行います。
術後の痛みが大きく、成人の場合は出血も多いのですが、術後出血のリスクは1週間程度で低くなり、2〜3週間ほどで完治します。

手術の費用は医療機関や入院日数により異なりますが、3割負担の場合で10万〜20万前後かかります。

まとめ

扁桃周囲膿瘍の患者は30代の男性が最も多いそうです。
扁桃炎自体は男女ともに差は無いそうなのですが。
まあ男性は女性よりも感染症に弱いですし、働き盛りはそうそう医者にも行けないですからね。

扁桃周囲膿瘍を予防するには、まず扁桃炎にならないこと。
バランスの良い食生活、睡眠、うがい、手洗い、マスク、部屋の加湿。
それから喉が痛くなったら我慢せずに耳鼻咽喉科に行く、ですね。

スポンサーリンク
オススメ記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする