熱性痙攣の前兆をチェック!後遺症や入院が心配!対応や予防は?

「熱性痙攣」という病気をご存知でしょうか?

熱性痙攣という文字だけを見て、
どういう病気かすぐに説明できる方はそう多くないと思います。
この病気は乳幼児(生後6ヶ月〜6歳まで)にみられる病気です。

文字通り痙攣する病気なのですが、
自分の子どもが急に痙攣し始めたら、どうしたらいいか慌てますよね?

そこで、今回は、この熱性痙攣の予防法や対応、
症状が出る前兆、後遺症や入院の心配についてお話ししたいと思います。

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熱性痙攣の前兆とは?

熱性痙攣とはあまりなじみの無い病気かもしれませんが、
12、13人に1人ほどの割合で発症すると言われており、
意外と発症する可能性は高い病気なのです。

熱性けいれんの原因や2回目の対処法は?

では、その前兆とはどういったものなのでしょうか。

熱性痙攣の症状が出やすくなる条件というのがいくつかあります。
最大の条件・特徴は熱。
38℃以上の高熱時に起こりやすくなります。

ですが、熱が上がっているときに起こることが多く、
例えば、39℃の高熱が1日以上継続している場合は症状は出にくいです。
注意すべきなのは、熱が上がり始めたころ。

・ついさっきまで元気に遊んでいたのに、急にぼーっとし始めた
・力なく一点を見つめて動かない
・急にぐったりして横になる

というような状態になると要注意です。

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熱性痙攣の正しい対応と予防

熱性痙攣の明確な原因は不明ですが、乳幼児の脳は発達段階にあるので、
発熱によってエラーのようなものが起き、痙攣が起きてしまうとされています。

具体的な症状としては、白目を向き、身体が硬直します。
意識は無く、両手・両足など左右対称に痙攣が起きます。

乳幼児のお子さんがいらっしゃる方は想像しただけで恐ろしいと思います。
ですが、一番正しい対処法は静かに見守ることなのです

熱性痙攣の症状が出た場合、
絶対にやってはいけないことがいくつかあります。

大声で呼びかける・身体を揺する

目の前で自分の子どもが痙攣をし始めたら慌てて、
「どうしたの!?」と身体を揺すりながら呼びかけてしまいそうになります。
が、これは先述した脳のエラーをさらに悪化させてしまう可能性が非常に高いのです。
大声での刺激、背中を叩くなどの行為は厳禁です!

何かを咥えさせる
昔からの認識で、痙攣した人には、気道確保のためや、
舌を噛まないためにスプーンやペンなどを咥えさせた方が良いというものがあります。
しかしこれは大きな間違いです。

痙攣で舌を噛むことはありませんし、
気道確保のつもりが逆に窒息の原因になる可能性があります。
さらに口の中を切ってまうこともあるので、危険です。

最も正しい対応と言えるのは、
布団の上になどに、ゆっくり子どもを仰向けに寝かせます。
何分間痙攣が起きているのかを計りながら、見守ります。
数分で痙攣は治まり、意識が戻ります。

5分以上痙攣が・・・
止まらない・意識が戻らない場合、救急車を呼びましょう。
治まらないのであれば、それは別の病気(はしか、てんかんなど)の可能性があります。

意識が戻っても、しばらく安静にさせましょう。
また、意識が戻ってすぐに水や薬を与えてはいけません。
それが引き金となって再発するかもしれません。

1回きりで痙攣が再発しない場合は、病院に行く必要はありません。
が、数日のうちに何度か繰り返し発症したり、
7、8歳になっても頻発するようであれば、医師に診察をしてもらってください。

すぐに熱性痙攣用の薬を処方してもらえます。
必要であれば精密検査もしてもらえます。

予防法としては、部屋の温度を涼しく保つ、厚着をさけるなど
体温上昇を防ぐ方法が有効とされています。
画像のように頭を冷やしたりするのも良いですね。

熱痙攣 対応 画像

とにかく、大切なことは慌てないことです。
慌てて病院に駆け込んでも、医師からは「ああ、熱性痙攣ですね。」
程度の感じで扱われます。

落ち着いて正しい対応をすれば、
それほど恐ろしい病気ではないということです。

熱性痙攣による入院・後遺症の心配は?

熱性痙攣によって死亡したり、脳に障害が残ることは基本的にはありません。
ただ、先述したように、短期間での再発や長時間の痙攣が続く場合は、
「熱性痙攣だから心配ない」とは思わずに病院に行ってください。

他にも、痙攣が左右対称でない場合も他の病気の可能性があるので、病院受診をおすすめします。

入院する場合もあります。
といっても、解熱剤投与後の経過観察のためであったり、
様子見のため、という意味合いがほとんどです。
夜、急患として駆け込んで入院となっても、数時間後もしくは翌日朝には帰宅できます。

後遺症の心配はありませんが、まれに嘔吐し、嘔吐物によって
窒息してしまう場合があるので、注意が必要です。

決してなめていい病気ではありませんが、
熱性痙攣そのものの危険性はさほど高くはありません。

まとめ

乳幼児期というのは、育てる側としては敏感になりがちな時期です。
子どもが急に痙攣し始めたら、誰だって慌ててしまいそうになるでしょう。

そんなときに、この記事のことを思い出し、
落ち着いた対応が必要だということ思い出してください。

熱性痙攣は、誰にでも起きうる病気です。
焦らず・慌てずに対応してください。

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